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製作日誌ログ

平成23年

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3月


平成23年3月28日 「白造り版仕込み味噌」

「仕込み味噌(白造り版)」を新しく発売しました。大豆の皮の部分には着色が進む成分が多く含まれています。なので皮を取り除くと白い味噌が出来上がります。それでも、全く赤くならないわけではないので、熟成期間を長く取れば、徐々に赤みを帯びてきます。白味噌はあっさりした味噌汁とか、具財を引き立たせる鍋物料理などに適していると思います。大豆よりも米麹の風味が強い味噌になるので若干甘く感じるかもしれませんが、赤味噌と塩分は変わらないです。白味噌というと西京味噌を指す場合がありますが、それとは異なりますのでご注意を。西京味噌とはもっと米麹が多く、甘酒のようにある程度高い温度設定で数日間寝かせて完成させる、甘口の味噌です。塩分も少なめで、長期の保存にはあまり適さないです。ところ変われば味噌も色々。自分の出身地の常識で他の地域の味噌に接すると、その違いにびっくりすることも。

平成23年3月22日 「お見舞い申し上げます」

東北地方などの地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。あまりにも被害が大きく、言葉もありません。あれ以来、日誌を書く気にもなれませんでしたが、元気な人間がうじうじしていても仕方がないので、こんなときこそ普段どおりにやらねばなりません。と言っても普段から日誌をサボリ気味であったので、これこそ普段どおりであります。プロ野球もサッカーもやったらよかろうと思います。電気はなくても野球はできる。ずいぶん前に私も野球を見ていて勇気付けられた思い出があります。野球選手は別に私のために野球をしているわけではないのでしょうが、そのときの私にとっては心の支えになったのでした。今の被災地でテレビを見れる人は少ないかもしれませんが、1人でも2人でも見たい人があるなら野球をしたら良かろうと思うのです。

平成23年3月9日 「豆味噌」

先日、味噌組合の会合で、名古屋へ行ってきました。会議の後の懇親会では地元の味噌屋さんの商品が展示されました。見事に全部黒い味噌(地元名古屋では赤い味噌と言った方がいいのか…)でした。別の料理屋さんで、味噌の話をしたら女将さんが「八丁味噌を単独で使うことはあまりなく、他の味噌や調味料と混ぜて使うので、同じ味噌を使っても同じ味とは限りません」とのこと。味噌といえば味噌汁ですが、名古屋文化はもっと色々な料理で味噌が使われていて、単独で食べると癖の強い豆味噌も調味料のひとつとして上手に使われているなと感心しました。それにしてもこの名古屋を含め、3日連続の飲み会…。きつい。


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